産後のママ

産後入院中4~5日目の過ごし方とやっておくべきこと

こんにちは(^^)/
助産師MOMOYOです♪

シリーズ第3弾! 

産後の入院中4~5日目編です( *´艸`)

赤ちゃんを産んでからは、あっという間の生活ですね。

気づけば退院目前(‘Д’)💦

これまで、授乳やおむつ替え、赤ちゃんの沐浴に着替え、入院中は盛りだくさんで指導があったでしょう。


まだ育児や赤ちゃんとの生活に全然慣れないし、不安だってママも大丈夫。

最初から上手にできる人はいません(^^)/
授乳してあげて、清潔にして、眠る。そんなことができれば、なんとかなります。
少しずつでいいんですよ☆

自宅に帰ってから、しっかり赤ちゃんのお世話がきできるように、さらに、これができればよりよい(^^)/ ということをお伝えします。

「産後入院中0~1日目編」はこちらから☟

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「産後入院中2~3日目編」はこちら☟

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この記事を読めば、

自信をもって赤ちゃんとの生活を送れるようになるために、

退院までに、何に配慮して、どのようなことができるようになればよいかがわかりますよ

それではいってみよう(^^♪☟





退院前にわかっておくべきこととは

夜間も母子同室をして、赤ちゃんの1日の生活の様子がわかる

退院までに1晩は、終日の母子同室をやってみて、あかちゃんのリズムや様子を掴みましょう。

母子同室をしておくと、赤ちゃんの1日のだいたいの様子がわかっります。
退院したあとも、赤ちゃんとの生活に心配せずに、おうちで過ごせるでしょう。

こんなときに、欲しがる
こんなときにうんちした
どんな様子で、どんなことをされるのが心地よさそうか
泣くのは、どんなときなのか
良く寝る時間帯はいつか

そんなことを見て、試行錯誤を繰り返します!(^^)!

最初はどのママも、なぜ泣いているのか、わからないことが多いですが、
だんだんとママの観察力が高まり、赤ちゃんはなぜ泣いているのか、何を要求しているのかがわかって対処できるようになってくるんです( *´艸`)

1日母子同室するだけでも、グンと観察力や対応力が高まるはずなので、入院中には1度はトライしてみてください✨

時間の使い方をイメージする

産後は、赤ちゃんが寝ているときが自分の睡眠時間💤になります。


授乳以外の時間で、ママの休息時間だったり家事、食事、入浴をしていく生活になります。育児日記などを付けているママはお気づきでしょうが、意外に残り時間が少ない( ;∀;)💦💦

その授乳以外の時間で、ママの睡眠は、赤ちゃんが寝ている時間限定になります。

この赤ちゃんに合わせた、たびたび予定変更を余儀なくされるタイムスケジュールで生活していかなくてはいけないのが、産後に大きく変わることのひとつです。

今まで自分の好きな時間に好きなことをできていた、食べたいときに食べて寝たいときに眠っていた生活が一変して、赤ちゃんに合わせなくてはいけない他人軸の生活になります。

やりたいことがあっても、集中して時間をとることは、工夫や家族の協力なしでは難しくなるのです。(‘Д’)(‘Д’)

授乳など、赤ちゃんが泣けば、やりたい作業が分断されます。
MOMOYOも産後は、食事を作るのに、半日がかりでやっとできた日がありました( `ー´)ノ💦

授乳は1日8回あって、おむつを替えたりすれば短くても30分×8回=4時間は手が取られ、それが24時間対応なので、世の中のママたちは、本当にすごいのです。

退院後の1~2週間は、赤ちゃんのお世話だけに集中して、ほかの家事は家族に協力してもらいます。
3週間目くらいからは、体の回復がすすめば、自分で家事もこなしていく時期になります。

シュミレーションしよう

授乳や睡眠以外の残った時間は、何を優先して、どう過ごせるか
家族には何を協力してもらうと、ママの負担が減って楽に過ごせるのか
ママの休息時間や好きなことをする時間は、どうやって捻出するか

 

そして、産後は赤ちゃん中心の生活になることを心構えとして、
自分のやりたいことをやるには、工夫や家族などほかの人の協力をしてもらうことが不可欠になります。


だから、自分一人でこなすというよりは、どんどん「お願いしても良い」というマインドチェンジも必要なんですよ( *´艸`)

お願いする相手は、
夫や家族などの他者であることもあれば
食洗器、お掃除ロボットに乾燥機付き洗濯機など、家事を楽にする家電もあるし、
家事の動線を工夫したり、
時には外注して、宅配、家事代行サービスや託児サービスを利用する

そんな工夫をどんどんしていきましょう!

自分の時間を大切にできないと、心から育児を楽しむことが難しくなってしまうのです。
赤ちゃんはかわいくって、本当に大事な存在。そんな赤ちゃんに、笑顔で関わって良い育児ができるには、ママ自身が満たされることが大切です。
どんどん自分の負担を手放していくことを全力で考えてみましょう。

添い乳の方法がわかる

 

退院前に、横抱き、縦抱き、フットボール抱き、添い乳、すべての授乳姿勢ができるようになると良いでしょう。

完全母乳の場合、毎回抱っこしての授乳は結構ハードなものです😣💦

病院の方針によっては、乳幼児突然死症候群をおそれて、入院中添い乳や添い寝を勧めていないところもあるかもしれません。

しかし、毎日の育児では、そんなことを言ってられない現実もあります( ;∀;)

添い乳は、ママの体も休みながらできるので、ほんとうに助かります✨疲れた時には取り入れてみてください。

抱っこで眠ったはずの赤ちゃんを寝床に置くと、起きて泣き出すという「背中スイッチ」が発動しにくくなるのです。(^^)/

ただ、添い乳も、やり方に少しコツがあります。
添い乳のやり方を入院中に助産師さんに聞いて、わかる、できるようになれるとよいでしょう💕

ただ、添い乳は、浅飲みになりがちなので、トラブルある場合は、しっかり抱っこしての授乳が良いでしょう。

授乳して赤ちゃんが寝入ったら、ゆっくり乳頭をはずし、窒息予防のため仰向けにして寝かせましょう。

添い乳をするときのポイント

赤ちゃんの口と、下側になっている乳頭(右向きで横になるなら右の乳頭)の高さが同じになるようにバスタオルなどで調整する

ママは、赤ちゃんの口が見えるようにクッションやまくらで頭をあげた位置にする

赤ちゃんの首は前かがみにならないようにして、鼻はおっぱいで塞がれないように注意する

ママのからだのほうに赤ちゃんのからだ全体が向くようにする
おへそとおへそが向き合うような方向をむく

ママが添い乳をして寝入ってしまい、赤ちゃんが窒息してしまった事故もあります。

ママが添い乳をするときには、家族に見守ってもらったり、授乳後は必ず赤ちゃんを仰向けにして安全に寝かせることに注意してください。

搾乳の方法がわかる

 

トラブルがあった時や、赤ちゃんを預けるときには、搾乳が必要になることもあります。

搾乳の方法は、退院指導などで聞くかもしれませんが、実際は結構コツがあって慣れないと難しく感じます。

おっぱいが張って乳頭がかたくて赤ちゃんが吸いづらい場合にも、最初に少し搾乳をして、乳頭をやわらかくしてから、おっぱいをあげると飲みやすく、乳頭の痛みも減ります。

入院中に一回は、手で母乳をしぼってみて、やり方を経験しておくといいでしょう

 

 

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赤ちゃんが哺乳量が足りているかわかる

退院日には、ママの母乳の分泌状況や赤ちゃんの状態から、あなたの授乳の方針が定まるはず。

例えば
母乳だけで頑張ろうとか、
ミルクは1日〇回〇ml足してみようとか、
ミルクだけのママもいるでしょう。

赤ちゃんが母乳やミルク足りてるサインは何かわかりますか??

それは、排泄の回数です(^^)/

授乳のたびにおしっこがでていて、うんちは1日3回以上あれば、まず足りてると考えてよいでしょう。

ただ、赤ちゃんによっては2~3日に1回だけど、大量にうんちするようなペースの子もいます。

そのほか、授乳中にごくごく飲み込む音が聞こえたり、おっぱい飲んだ後に口の中が母乳で濡れている、飲んだ後満足そうにしているなど、様子やサインを観察してみましょう(^^♪

順調ならば、次は2週間健診で赤ちゃんの体重チェックになります。

それまでは、引き続き足りているかのサインを観察しながら、必要以上に心配せずに、授乳を続けましょう(^_-)-☆

乳腺炎の症状がわかる

これから長く付き合うであろうおっぱい。

乳腺炎になると、おっぱいに限局的に1部だけ腫れて赤くなったり、痛みや熱をもちます

ひどくなると、インフルエンザのように悪寒と高熱を伴い、
このときにはおっぱいは激痛です((+_+))

普段から、乳腺炎にならないように授乳間隔をあけすぎないようにすることも大事。

しこりに気づいたら、乳腺炎になる前に赤ちゃんに飲み取ってもらうか、搾乳をして、乳房の中に母乳をためないようにしてくださいね。

そして、ひどくなる前段階で改善できるように、症状には気を付けて過ごしましょう。

乳腺炎になったときに、すぐ受診できるよう、助産院や母乳外来をしている病院をみつけておくと良いですよ。

困ったときに相談できる窓口がわかる

わからないことだらけでも、そのときにどこに相談したらよいかさえ知っておけば、心配なしです!

赤ちゃんのこと

基本的には1か月健診までは、お産した産院に相談で良いと思います。

1か月健診を過ぎたら、かかりつけの小児科へ相談しましょう。

小児救急ダイヤル#8000は、
医師や看護師につながり、こどもの症状や受診の相談ができる電話相談ダイヤルです。急な症状のときには、利用できることを覚えておきましょう。

また、お住いの地域では、小児の夜間休日の救急は、どこで対応しているかも確認しておきましょう。

ママのこと

ママのからだのことは、基本的にはお産した産院へ相談で良いでしょう。

急がないけど、困ったことについては、2週間健診や1か月検診で医師や助産師に相談してみましょう。

育児の相談は、
保健センターでの母子の相談事業や、
地域の助産師、
地域子育て支援センターにいる保育士さんなどに相談ができます。

母乳の継続的なケアを受けるなら、 産院での母乳外来もありますが、より専門的にケアしてくれる助産院がおすすめです(^^)/

まとめ

退院前に、これらさえわかっていれば何とかなるということを紹介してきました( *´艸`)

最初から赤ちゃんとの生活を上手にできる人はいません(^^)/
授乳してあげて、清潔にして、眠る。
そんなことができれば、なんとかなります。


マタニティブルーになる時期でもあるので、無理は禁物。

やりたい気持ちがあるのに、からだがついていけなかったり、
体は大丈夫でも、こころがついていけなかったり、、、
こんなからだと、生活の急激な変化についていけるママのほうが少ないのです(‘Д’)

ママの心と体が整っていないと良い育児はできないので、
わからないこと、できないことあっても自分を責めずに、まずは、ママのからだと心を大事に過ごしてくださいね(*^^)v

ママは産後忙しく、細切れ睡眠で、記憶力も落ちてしまいます。
なので、また、わからなくなったときには、この記事を見直してみてください!(^^)!

赤ちゃんとの家での生活、楽しめますように♪









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