こんにちは(^^)/助産師MOMOYOです。
自分や夫の実家近くの出産施設で出産し、産後しばらく滞在する里帰り出産。
今回は、里帰り出産の流れや受診のタイミング、自宅に戻るときの注意点などについて説明します。また、コロナ禍では、少し、流れが違うことがあるので注意点についても記載しました。
この記事を読めば、
里帰り出産の流れがわかり、里帰り終了後にも、スムーズに自宅での生活のスタートもきれるコツがわかりますよ(^^)/
それではいってみよう☟
目次
里帰り出産をするメリットは?
ずばり安心感
嫁いで引っ越してきたばかりなど、まだその地域を知らない場合には、住み慣れた里帰りでの出産のほうが、安心かもしれません。
また、育児の経験者である母親にサポートは、赤ちゃんとの新生活のスタートを送るうえでは、とても心強いでしょう。
しかし、折り合いが悪い、親にうるさく口出しされるのが嫌だ、という親子もいますよね(^^)/
ママ自身が、安心に過ごせる場所で出産、育児することを最優先に選んでくださいね。
ママの負担軽減
里帰り出産の大きなメリットは、コレです。
家事の負担が少なくなる( *´艸`)✨
産後は、育児だけでほんとうに手一杯💦💦
パパが身の回りの世話をしてくれれば、もちろんそれにこしたことはないのですが、
日本の仕事で帰りの遅いパパたちは、育児休暇など休みをとってくれない限り、家事まで手がまわらないでしょう( ;∀;)( ;∀;)
そんな状況の場合には、炊事、洗濯、掃除などの家事を、実家がサポートしてれるので、ママはからだの回復と、育児に専念できるでしょう。
親孝行
遠方に住む場合には、ふだんなかなか会えない娘や、産まれたばかりの孫と一緒にいれるので、親はうれしいものでしょう(*^^)v
経産婦の場合には、上の子を預けられる
初めての出産の場合には、夫婦の状況だけ考えて、どこで出産するか決めればよいのですが、
経産婦さんの場合には、上の子の生活のことも考えなければいけません。
助産院では、上の子も一緒に入院できるところもありますが、多くの病院では、上の子を連れて入院することは難しく、預け先が必要になります。
上の子をみてもらうために、一概に里帰りがベターと言えない状況もあります。
里帰りをする
もしくは
実母や義母を自宅へ呼び寄せる
保育園に通っているかどうかや、それぞれご家庭の状況によって、上の子の預け先をどうするか決めていってくださいね(^^)/
遠方からサポートしてくれる人(実母、義母、姉妹など)を、家に呼び寄せる場合には、妊娠36週あたりから、来てもらうのが安心です。
経産婦さんの場合は、予定日より早く産まれることが多いからです。
また、家事や上の子のお世話の引継ぎが必要(*^^)v
料理するにも、買い出しのスーパーの場所から、キッチンにあるものの位置、保育園の送迎まで、いろいろわからないこともあります。
産後もしばらく滞在してもらうとなると、サポート側にも負担があるでしょう。
事前の話合いで、どんなことをしてほしいか伝え、負担をかけすぎないように配慮してあげてくださいね(^^)/
里帰り先での出産施設の選び方は?
出産施設から里帰りの家まで、移動にかかる時間や、ママの妊娠の経過・リスクによって、選ぶ出産施設は違ってきます。
選ぶのに迷っている方は参考にどうぞ☟
急な予定変更にも備えておく
切迫早産など、妊娠経過に異常があれば、医師と相談して早めに帰省することもあります。また、経過によっては、急な入院や治療が必要で里帰りできないこともあります。
そうなった場合には、どうするのか、産後にママが楽に過ごせるような代打策をたて、考えてみましょう( *´艸`)
いつ受診が必要か?
つわりが落ち着いた妊娠中期ごろに、1度「分娩予約」も兼ねて、受診が必要な病院もあります。
帰省先の病院へ受診するときには、紹介状を持っていく必要があります。
いつ帰省する
34週には、受診できるように帰省しよう
多くの病院は、紹介状をもって、妊娠32~34週ごろの受診を案内しています。
また、このころの妊婦健診は、2週間ごと。
ちょうど前回の妊婦健診から2週間目くらいで、里帰り先の病院を受診できるように予約をとるのがおすすめです(*^^)v
病院によって方針が違うので、必ず、どのタイミングで受診するのか確認しましょう。
里帰りする前にしておきたいこと
パパにお願いすること
出生届、児童手当など、出生後に必要な手続きは、住民票のある市区町村役所で行います。
つまり、帰省中なので、パパにやってもらう必要があります!(^^)!
どんな手続きをしてもらいたいのか、パパに伝えておきましょう。
出生届
児童手当
乳幼児医療証
出生連絡票
親が国民健康保険の場合には、健康保険の加入
産後はどれくらい経ったら、自宅に戻るか
産後1か月健診までは、里帰り先で過ごそう
ママも赤ちゃんも1か月健診で、問題がなければ、自宅に戻ることを考えてOK( *´艸`)
しかし、まだ体の回復がついていかない、子育てに自信がないなどの場合には、もちろん滞在期間を長くして、ママの体調や育児に自信がついたらでOK(^^♪
1か月から、長くて3か月で自宅に戻るママが多い印象です。
パパは育児参加できず、パパとママの育児スキルに差がうまれてしまう
里帰り出産のデメリットは、パパは赤ちゃんと一緒に入れないので、赤ちゃんのお世話に差が歴然とできてしまうことでしょう。
また、ママと赤ちゃんの密な生活に、パパは疎外感を感じてしまうこともあります。
里帰り中は、動画を送ったり、ビデオ通話をして、
子供の様子を伝えたり、
ママはどんな様子毎日か、何に困っているかなど、
なるべくたくさん伝えてあげましょう(^^)/
里帰りから戻ったときには、パパの育児参加ができるように、見守り、任せていきましょうね。
男性は察して手伝うということは苦手です。名前のない家事も多いですよね。
ママは、パパにどんなことをしてほしいのか、はっきり伝えていくことが大事ですよ(^^)/
里帰りから戻ったら、掃除が大変だった
里帰りをすると、自宅にいない期間は、少なくても2か月以上になりますよね。
季節がひとつ移り変わろうとする期間でもあり、
その間、家のことはパパにまかせっきりになります(^^)/
パパにとっては掃除を一生懸命しているつもりでも、
ママにとっては、「えーーっ、汚っっ( ;∀;)( ;∀;)」っていう状況になっていることもあるのでは”(-“”-)”
MOMOYOは、里帰り後そうでしたよ( ゚Д゚)
子供を迎えるのに、ベッドのシーツは洗ってくれていたり、空気清浄機を買ってくれたり、パパなりに準備してくれてましたが、ベッドの下とか、細かいところが掃除されていなくて気になった( ;∀;)💦
衣替えなんかもしなきゃいけなかったし。。
授乳の合間に大掃除をしながら、食事をつくったりするのが本当に大変っだった記憶があります。。
今思えば、自宅に戻るときに、母がついてきて、手伝ってくれようとしてしたのですが、大丈夫と断ったんですよね。長い期間お世話になった上に、自宅までなんて悪いなって。
自宅に戻るときにも、母に来てもらえば、新しい生活をすっきり始められたかもしれませんね( *´艸`)
家事が得意なパパもいれば、まかせられないパパもいるでしょう。
仕事で忙しいパパには、衣替えなんて考えも及んでいなくて、季節外れのヒーターとか扇風機とか、放置したままかもしれません。
あらかじめパパに伝えておく、
パパにやってもらう、
家事ヘルパーを利用するなど、
自分が大変にならない方法を、考えておくのも大事でしたよ~~(*^^)v
あなたにとって、素敵な里帰り出産ができますように♡