こんにちは(^^)/ MOMOYOです。
今回は陣痛についてのお話です。
陣痛って痛いとか怖いってイメージありませんか?( ゚Д゚)
お産は「鼻からスイカ」とか、陣痛は「痛い」「怖い」。
このような認識が潜在意識の中に深く刷り込まれて、
10の痛みなのに、100にも1000の痛みにも感じてしまうママが多いのです( ゚Д゚)
この記事を読めば、
陣痛は、痛くてつらいものという認識から、
赤ちゃんに会えるためのものであって、
これから始まる赤ちゃんとの生活を後押ししてくれる貴重なもの、とわかり、
前向きに、ワクワクして出産のときを待つことができるようになりますよ♡
それではいってみよ~~(^^)☟
目次
多くの人が持っている、陣痛に対するイメージを払拭しよう
妊娠中のママに出産に対するイメージを聞くと、「出産が怖い」「出産した友達から痛かったと聞いて怖い」と答えるママがほとんど。
少子化になっている昨今では、だれかの出産現場に立ち会う機会も少ない状況。よくドラマにある出産シーンといえば、汗をかいて、痛そうに悶えながら、いきんだりしている姿が象徴的ですよね。誰もが、陣痛はこんなに痛いんだという、無意識レベルで、痛いというイメージだけが刷り込まれ、印象に残っているのです。
さらに、初めての出産で、未知の体験ならば、恐怖を感じるのは当たり前でしょう。
実際に出産直後んおママの顔を見ると、どの方も、達成感と赤ちゃんに会えた喜びで顔が輝いています。陣痛の先には、必ず赤ちゃんに対面できる少し先の未来があるのです。
とはいえ、どのように陣痛怖いというイメージを変えていけばいいのでしょうか。
陣痛はパワーと捉えよう
陣痛はママが起こそうと思って起きるものではありません。まだ解明されていないのですが、予定日近くになって赤ちゃんがもうそろそろ生まれたいなーっと思ったら、赤ちゃんは、ママの体へホルモンのサインをだします。
すると、ママは意図せずとも、子宮頚管がやわらかくなったり、子宮は収縮して、赤ちゃんを押し出す作業をするのです(^^)/
陣痛が始まって産まれなかったあかちゃんはいません。逆を言えば、陣痛がこない場合には、帝王切開をしない限り産まれないのです。陣痛は赤ちゃんに会えるツールのひとつ。赤ちゃんをこの地球上に送り出す、神秘的な大切なものなのです。
陣痛はずっと痛いわけではない
陣痛が10分ごとにくるようになったら、陣痛の開始とみなします(^^)/
陣痛発作の合間には、必ずお休みの時間(間欠期)があります。
分娩近くになると、陣痛は1分ほど持続し、次の陣痛までは2分程度お休み時間です。ずっと痛いわけではなくて、痛くない時間休息の時間がちゃんとあります。この休息時間に、ママは力を抜いてすごすこともできるし、赤ちゃんも収縮される力から解放され、休息できます。
陣痛によって、βエンドルフィンという脳内麻薬物質がでてくると、ランナーズハイのようになり、痛みを感じなかったり、陣痛の合間にうとうと眠ることができるのです。
このように、出産のときには、安らぎを感じるオキシトシンや鎮痛作用のあるβエンドルフィンといったホルモンで守られているのです。
陣痛ってどんな痛み?
陣痛の痛みは2つある
収縮の痛み
陣痛は、子宮が収縮して赤ちゃんを押し出す力。
内臓(子宮)が収縮する痛みなので、下痢のときに腸が動いておなかが痛い感じとか、胃腸炎のときの胃の痛みの部類に似ているかもしれません。
最初は、お腹や腰に、生理痛のような痛みを感じることが多いでしょう。
圧迫される痛み
産道はたった7㎝程度なのですが、くの字に曲がっていて、進むにつれ内径も違います。そんないびつな形の産道という筒の中をすすむので、赤ちゃんはからだの向きを変えては前進しています。
その赤ちゃんが産道を進むことによる、圧迫された痛みも伴います。
腰回りにあった痛みは、お産が進み、赤ちゃんが先進するにつれ、仙骨(おしりの下)のほうに下がっていきます。
最後には、会陰やお尻が圧迫される感じで、いきまずにはいられなくなってきます。人によって痛みの感じ方は様々です。
お産の経過とともに、痛い部位は変わってきます!
痛みの場所がかわることは、赤ちゃんが、骨盤を通過している証拠です
お産の進み方を知っていると、痛みは自然な流れと理解できる
痛みの変化が順調であることや、出産の流れを理解していないと、わたしどうなっちゃうのという恐怖がまさってしまうことはわかりますよね。事前に自治体や病院の母親学級で出産のときの流れを理解しておくのは大事なことです。
痛みがあることは危機ではありません。出産は、病気でないので「痛みは危険なもの」と痛みと危機を結び付けないでとらえると良いでしょう。
「陣痛怖い」がなくなる魔法のマインドセット
からだとこころはつながっています。
人間は、不安を感じていたり緊張していると、痛みをより強く感じてしまいます。
緊張や不安、恐怖は、戦うためのアドレナリンを分泌させ、それは、オキシトシンやβエンドルフィンなどの痛みを和らげるホルモンの働きを弱くさせてしまいます。さらに、不安や恐怖はからだも緊張させ、子宮口や産道が拡がりにくく、痛みを強く感じるにもかかわらず、お産の経過に時間がかかってしまうのです。
赤ちゃんを経腟分娩するときに大事な要素に、産道、陣痛、娩出物(赤ちゃんの大きさや向きなど)以外に、ママ自身の気持ちも大きくかかわっているとして、最近ではママの精神面が重要視されています。
だから、この記事をみたあなたは、
陣痛を、「痛い」や「つらい」ものとしてとらえるのではなく、
私の子宮は赤ちゃんに会うためにすっごく頑張ってくれている♡
赤ちゃんが産まれるように陣痛起こしてくれてありがとう♡
とマインドセットして、自分と赤ちゃんの力を信じてみましょう。
自分の力を信じる
あなたの子宮も、赤ちゃんに会わせるために、頑張って働いてくれています。痛みのたびに、「嫌だな」「早くして」などネガティブに思っているとどうでしょうか。あなたの体自身、子宮も頑張ることができなくなってしまいます。
痛みのたびに、「ありがとう」と思って陣痛を乗り越えたほうが、子宮も応えて良い仕事をしてくれるでしょう。緊張を解き、リラックスすること、自分の体にゆだねて信じて過ごすこと、これが大事です。
マインドチェンジするとともに、自分の力を最大限発揮できるよう、リラックスできる環境も工夫してみましょう。あなたがリラックスできるのはどんな環境か考えてみよう!
音は?
照明の明るさは?
温度は?
体勢は?
誰に付き添ってもらうと心地よい? などなど
赤ちゃんの力を信じる
陣痛が大変で、ココロが折れそうになることもあるかもしれません。痛みのつらさや、元気に産まれてほしいからこそ不安になるのもよくわかります。
陣痛中、赤ちゃんは、小さいからだなのに、一生懸命、産道をすすんでいるところ。赤ちゃんもママと同じくらい頑張っているのです!(^^)!
赤ちゃんは、子宮が収縮されるたびに、ぎゅうぎゅう押されてストレスを感じています。収縮のたびに、血管も締め付けられ、酸素の供給は少なくなりがちです。
しっかり呼吸法を行って、赤ちゃんに酸素を送ってあげるのと同時に、
赤ちゃん頑張れーー!
とただただエールを送ってあげてください。
大人もそうですが、機嫌が悪い人と一緒にいると、こっちも嫌な気分になるし、
前向きで元気な人と一緒にいると、こちらも元気になる、
という経験は誰にでもありますよね。
ママと赤ちゃんは一心同体。
ママの感情は、赤ちゃんに伝わります。
痛みのつらさ、先行きへの不安、もうやめたいなどそんなネガティブな思いも
頑張ろう、励まし、リラックス安心、赤ちゃんを迎えられるワクワクそんな前向きな思いもみーんな伝わるのです(^^♪
ママが出産に対して不安でいると、赤ちゃんにも不安な気持ちが伝わり、このまま頑張れるのかと心配してしまいますね(/ω\)
逆にママが自分の力を信じていると、赤ちゃんも自信をもって産まれてきてくれるのです(^^)/
あなたはどんな気持ちを赤ちゃんに伝えたいですか?
そのときの自分の感情を素直に感じれば良いのですが、前向きな気持ちになるように意識するだけで大丈夫です!意識するとしないとでは、全然違いますよ!(^^)!
まとめ
自分のからだや赤ちゃんのことを信じ、恐怖をなくすには、まずは、お産の流れを理解していくことが大事です。自治体や病院の母親学級やインターネットから正しい知識を得ていきましょうね。
忙しい方や、自分のペースで学びたい方には、オンラインでの母親学級に参加するのも良いでしょう。気になる方は、こちらをチェックしてみてくださいね。
- 陣痛は「痛い」「つらい」とだけとらえるのでなく、赤ちゃんに会うための神秘的で大切な力と認識しよう
- 痛みは順調な体の変化であることを学んでおこう
- 陣痛中は、リラックスできる環境にして、自分のからだを信じて過ごそう
- 赤ちゃんも一緒に頑張っていることを、意識しよう
あなたにとって、幸せな体験ができる陣痛となりますように✨