こんにちは(^^)/
助産師MOMOYOです♪
今回は、お産のときに、上の子を立ち会いさせるために私がしたことです!
現在2児の男子ママをやっているMOMOYOなのですが、
わたしが、次男を出産するときに、選んだ施設の決め手は、
上の子ハルトも出産に立ち会いできることでした(^^)/
なぜなら、
家族みんなで、赤ちゃんを迎えたかったから♡( *´艸`)
出産現場で働いてると、「ママ頑張れー」と手を握り、一生懸命応援している上の子の立ち会う姿が印象的で、
それをみて、
「すごく頑張れそう、私も2人目の出産は、パパと上の子にもついていてほしいな~✨」と憧れていたのです(*^^*)
また、立ち会うことで、ハルト自身が、「僕も、こんな風に、ママやパパに応援されて、望まれて産まれてきたんだ~!」
っていう風に、感じとってくれたらいいな、と思ったからです。
しかし、
ハルトの保育園のお友達も、弟の出産に立ち会ったのですが、
「血まみれででてきたから怖かった( ;∀;)」、という感想を持ってしまったようで、
トラウマになっては、もともこもない(‘Д’)(‘Д’)💦
貴重な出産を見せることで、
性教育や命の教育にもなればいいな、という目論見があったわけですが、
考えてみれば、非日常的で、ママの陣痛の叫びや出血など、
けっこうショックな場面もあるのも確かな事実。。。
そこで、私が立ち会いをさせる前に、実際に行った、上の子への「産前教育」についてお伝えしていきます☟
対象者
ハルト(長男)
年齢
当時6歳 保育園年長児
特徴
昆虫が大好き
病院へ行く方法
日中であれば、パパが保育園へお迎えに行き、病院へきてもらう
夜間ならみんな一緒に病院へいく
臨月になったらパパには夜の晩酌を控えてもらうか、飲酒後ならタクシーを呼ぶ
目的
誕生に立ち会うことで、弟をスムーズに受け入れることができる
出産の現場に恐怖なく 過ごすことができる
女性が出産することの尊さや命の大切さを感じる
目的については、ほぼ、私の期待ですねww
それではいってみよう(*^^*)☟
目次
ビデオを見せる
ハルトを出産するときビデオを撮っていました。
赤ちゃんはどうやって産まれるのか、ハルト自身の誕生シーンありのままを見せました。
説明したこと
陣痛は痛いから、普段とママの様子が違うこと
赤ちゃんが生まれるときには「陣痛」って言って、おなかがぎゅっとしぼられるようになるんだけど、それが下痢でお腹が痛いときの100倍くらい痛いんだ。
でも、困ったことに、痛くないと産まれないんだよー
どーどちゃん(胎児ネーム)が産まれるとき、ママは陣痛が痛くてめっちゃ叫ぶし、いつものママとは違うかもしれないよ。
でも、病気で痛かったら心配だけど、陣痛は病気じゃないからママがギャーっと叫んでいても大丈夫だからね~
へぇ~。 ママ大変だね。
羊水があること
赤ちゃんは、羊水っていう水の中にいるんだよ。水の中にいることで、衝撃から守られているみたい。羊水ってのは、主に赤ちゃんのおしっこからできていて、赤ちゃんは羊水を飲んで、おっぱいを飲む訓練をおなかの中でしているんだってー。
赤ちゃんを包む膜が破れると、その羊水がジャバっとでてくるんだよ
おしっこ??汚くないの?
おしっこには菌がないから、汚くないんだよ。
ちゃんと飲めておしっこがでないと、赤ちゃんのからだに異常があるってことになるんだよ。羊水が少ない赤ちゃんは病気かもしれないんだよ。
出血すること
マル君(保育園のお友達)は、弟産まれた時、血まみれでびっくりしたって言ってたね。
赤ちゃんを産むときは、血が出るのが普通だよ。
血は赤ちゃんからでたものじゃなくて、ママのからだからでてくるよ。
胎盤がはがれた後は、ママのおなかの中けがをしている状態だから、出血は何日か続くんだ。
へぇ~。
胎盤(たいばん)とへその緒でつながっていること
ビデオでも、ハルトのおへそにホースがついてたよね。あれはへその緒っていうんだ。ママと赤ちゃんをつないでるんだ。
ホースの先は、胎盤っていう、ママのからだから酸素とか栄養を赤ちゃんのからだに送るために大事なものがあるんだよ。
胎盤は、赤ちゃんを育ててくれているんだ。立派な胎盤だと、いっぱい栄養を送れるから赤ちゃんも大きく育つんだよ
ぼくの たいばん? ってやつはどうだった?
すんごく立派で、へその緒も太かったよ
どーどちゃんが産まれた後、胎盤とへその緒どんななのか見せてもらう?
うん!見たい!!
同意を得る
ママはハルトにもお産のとき一緒にいてくれると、心強いから一緒にいてほしいんだよねぇ
どーどちゃん、産まれるとき、一緒にいてくれる?
うん!!いるいるー!!
陣痛でママ豹変するかもしれないし、血とかでるけど、本当に大丈夫??
そんな変わっちゃうの?逆に見てみたいよ(ニヤニヤ)
立ち会いの同意については、ノリノリの答えが(*^^)v
興味半分、なによりも、弟に会うのが楽しみな様子でした。
お願いしいたこと
お産するにあたり、ハルトに こんなことをお願いしておきました(^^)/☟
- 陣痛がきてお産になるときには、ママは病院へ行くから、夜だったら起きて一緒にきてほしいこと
- 保育園にいるときだったら、パパがお迎えにいくから、すぐ準備してきてほしいこと
- 病院では、手を握ってママを応援したり、喉が渇くから飲み物を取ったりしてほしいこと
結果
妊娠30週をすぎたころ、パパとの相談の結果、ハルトを立ち会いさせるなら、計画分娩にしようということになりました。
しかし、計画の日より3日前に、自然と陣痛がきてしまったのです( *´艸`)
実際の出産は、これです(*^^*)
いざ立ち会いのときのハルトは、私の手を握って応援してくれたり、
初めて会う弟をしっかり見守ってくれていました(^^♪
ほんと心強かったです✨✨
家族みんなで、元気にどーどちゃんを迎えることができて、幸せでした( *´艸`)
後でハルトに感想をきくと、ママの絶叫にはとくに驚かなかったらしいです( ;∀;)
胎盤がでた後の、出血の多さには、びっくりしたみたいでした。
バースプランにも書いておいたので、ハルトと一緒に、胎盤と臍の緒もしっかり観察👀させてもらいました。
分娩室では、どーどちゃんがおっぱいを吸う様子をみたり、どーどちゃんを抱っこしたりして過ごすことができました( *´艸`)
考察とまとめ
事前のレクチャーのおかげか、ハルトは冷静に過ごせていました(*^^)v
私の場合は、ハルトが6歳と、大人の言うことがわかって行動できる年齢だったのがよかったでしょう。
きょうだいの年の差はご家庭でいろいろですが、立ち会わせるなら、どんな年齢でも、”赤ちゃんを産む”ことや”立ち会ってほしい”ということを、「ことば」で事前に伝えておくのは大切です(^^)/
まだ理解できない年齢でも、雰囲気など察知するものですからね。
また、立ち会い中は、上の子の面倒でパパの手が取られてしまったり、長い時間一緒に待つことができないかもしれません。
パパと交代でお産のときに上の子を看てもらえるよう、おばあちゃんにも待機してもらうといった配慮も必要かも(*^^)v
わたしのように、計画分娩を予定していても、予定の前に破水したり、陣痛がきてしまうこともあります。
幸いに、日中であったのと、出産の時間も短く済んだのは、立ち会う方にも負担にならず、良かった点でした。
夜間の陣痛では、旦那さんも眠くなっちゃって、うたた寝する姿も、少なからずあります((+_+)) 日中仕事しながらの夜立ち会いは、確かに大変ですものね。子供なら、なおさら起きてられないかもしれません。
どんなときなら上の子を立ち会わせる
こういう時には、預ける
など、夫婦でシュミレーションして、事前に決めておくと良いでしょう(*^^)v
まぁ、こんな風にしっかりと弟の誕生に立ち会い、存在を受け入れることができても、
このあと3か月ほど赤ちゃん返りといわれる、ひどいヒステリーが待ち受けていましたがねww( ゚Д゚)。。
今はコロナで、立ち会いが制限されていること、本当に残念です。
少しずつ、立ち会いや面会を再開させている施設もありますね。
はやく家族みんなで、赤ちゃんを迎えれるような、日常に戻れることを祈っています。