こんにちは(^^)/
助産師MOMOYOです♪
最近、育児休業を取得するパパが増えてます。
それはとってもうれしいこと(*^_^*)
ママとパパの両親が高齢だったり、就業中、または実家が遠いといった実家にサポートされにくいケースには、パパの育児休業の取得は本当に助かりますよね。
そして、赤ちゃんはママとパパ2人の子供であり、2人で育児をする、家族みんなで一緒に過ごす時間って、そのときしかできない貴重な体験で、子育て期を過ぎると2度とは経験できないもの。
そんな素敵な時間を過ごすことができる、パパの育児休業取得は、おすすめです(*^_^*)
でも、具体的に妻に、どんなことをしてあげるのがよいのかわからない
赤ちゃんの世話って??
妊娠中から家事を分担できるようにしたらよいって聞くけど、産後になって実際やってみてからでもいいんじゃない?
そんなパパママ必見です。
産後は赤ちゃんのお世話で余裕がなくなるので、あらかじめ話し合っておいたり、妊娠中から予行練習として分担できていると本当に産後が楽になります(^^)/
この記事をみれば、
育児休業をとるパパは、どんなことをサポートするとママが喜ぶのかがわかりますよ。
また、ママは、パパにどんなことを具体的に頼めばいいのかがわかりますよ
それではいってみよう(^^)/↓↓
目次
育児休業をとるメリットとは

一緒に親になれる
妊娠中から、パパとお腹に宿しているママではどうしても親の自覚に差があります。
加えて、里帰りから帰ってきたママはしばしば感じることですが、パパと離れて過ごすと、ママとパパの親になるペースが違うということに気づかされます。
育児休暇があれば、パパが置いてきぼりにならず、赤ちゃんのお世話にも一緒に慣れていくことができますね。
産後のうつ予防
一人で頑張りすぎると、結果うつになってしまうことも。誰かしらのサポート、特にパパやパートナーからの育児の協力があることは、ママにとって安心なのです。
育児を共有できて、絆が深まり産後クライシス予防になる
産後の恨みは一生という言葉がありますが、逆をいえば、産前産後にしてくれたことは、ママにとって一生の感謝につながるわけです。
仕事が忙しくて、ママに育児を任せっきりになるとします。ママは、赤ちゃんを迎えたことで生活リズムも違ってくるし、余裕もなく、必然的にコミュニケーションが減り、すれ違いになります。ワンオペ状況は、簡単に産後クライシスにつながってしまうので注意が必要です。
わからないことだらけの育児について、一緒に悩んで共有できると、ママのパパに対する信頼度は格段にアップし、絆はより深まるでしょう。
一生の思い出になる
仕事をしていると、長期で休みをとることはなかなか難しいもの。
赤ちゃんのお世話で忙しいけれども一緒に過ごした時間は、振り返ると、よい思い出になっているはずです。
育児休業のデメリットは

収入が減る
雇用保険を支払っている会社員であれば、育児休業給付金がもらえます。
給付額は、休業開始時賃金日額×支給日数×67%(ただし、育児休業の開始から6か月経過後は50%)で計算された金額です。
月末に育児休業中ならば、社会保険料も免除されます。また、ボーナス月なら社会保険料の免除額も多いので、お得かもしれません。
加えて、給付金は非課税になります。
その結果、手取りの賃金と比べると、8割程度のお金がもらえることになります。
フルで働いているときよりは、金額は減ってしまいますが、家族で過ごす時間をもらえながらも、お金が8割程度もらえるなら、育児休業をとっても損はないでしょう。
厚生労働省のQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000158500.html
仕事の引継ぎをしなくてはいけない
最大の壁はここです。職場が風通しが良く、育児に対して協力的な姿勢であることが必要なわけです。
職場によっては、上司や仲間の世代や価値観から、「男が育児休暇を1か月もとるなんて、仕事が回らない、おかしい」と批難されることもあるかもしれません。
しかし、子供が生まれれば、育児休業をとることは、男性も女性も、認められている権利です。
私たちは、人間なんだから病気になったり、大切な人の看病や介護で休まなきゃいけないことがあります。どんな人も心おきなく休みが取れて、また、安心して職場に復帰できるように、仕事をまわしていくのが上司のリスク管理で、社員みんなが協力できる体制を築いていくことが大事ですね。
令和4年4月から、雇用主は、妊娠出産を申し出た労働者に対して、個別に意向確認をすることを義務づけるよう法改正しているので、育児休業の取得は、社会的に追い風になっています(^_^)v
まだ職場で誰も男性が育児休業をとっていないなら、後輩のために名乗りをあげてみてはどうでしょう(^^)/会社内での制度を整えていくことも立派な仕事のうちです。
また、妊娠は気づいてから出産まで数ヶ月はありますから、早めに職場に相談しておくと、引き継ぎもスムーズにいくでしょう。
育児休業をとると効果的で役立つ時期は

ママが自宅で過ごす場合には、退院後から1ヶ月の間は、まだ体が回復途中なので、誰かのサポートが必要な時期になります。
少なくとも産後1か月は、家族みんなでママをケアできるよう、産後パパ休暇をとったり、実母や義母がサポートできるよう呼び寄せたり調整してみましょう。
子供が産まれて8週間以内に4週間まで取得できる「産後パパ育休」(いわゆる男性の産休)は、そんなママのニーズに合ったものなので、とくにおすすめです。
社会保険料も免除されるよう、取得時期を月末になるよう調整すると、さらにお得になるでしょう。
もちろん、産後3か月目以降も子供が1歳になるまで、育児休業をとれます。
MOMOYO的には、産後3か月くらいになれば、赤ちゃんとの生活のリズムに慣れてきて、ママも安心して過ごせるのではないかと思います。
(厚生労働省:リーフレット「育児・介護休業法改正のポイント案内」)
仕事に復帰してからも、仕事と育児が両立できるように、時短勤務をとっていくことを考えてもいいかもしれません。
どんな生活になるのか

ずばり、赤ちゃんの睡眠や欲求に合わせた生活に変化します。
赤ちゃんの脳は、まとめて眠ることができません。
2~3時間ごとに起きて泣いて母乳やミルクを欲しがります。
つまり、2~3時間ごとに授乳やおむつ替えをすることをベースに、その合間にパパとママ自身の睡眠やお風呂、食事、家事炊事などの生活をすすめていくことになるのです。
ママが喜ぶサポートとは
普段の家事をやってくれるとママは助かる
産後赤ちゃんを迎えて忙しくなり、ママはきっと家事まで手が回りません。だからこそ、パパが身の回りの家事や炊事をやってくれると、本当に助かります。
ゴミ出し
買い出し
掃除・整頓
洗濯 洗濯物をたたんで収納
食事の準備・後片付け
お風呂の掃除・準備・片付け
そして、名目ひとつにしても、細かい作業がたくさんあります。
例えば、ゴミ出しひとつとっても、
・曜日でのゴミを把握することはもちろんのこと、
・洗面所お風呂の排水溝のゴミをキャッチし、洗濯機の排水ゴミもついでに除去。
・トイレの汚物やシンクの生ごみ、家じゅうのゴミ箱のゴミをさらう。
・ゴミ袋もセットする
・ゴミステーションにカラスにごみをつつかれないよう、網をかけてゴミを出す、といった具合です(^_^;)
食器を片づけるといっても
・食器をさげる
・食器のおおまかな汚れをおとして食洗器にいれる
・テーブルやシンク周りの水をふく
・調味類を冷蔵庫など所定の位置に戻す
・食事の残り物はタッパーに入れるか、ラップをかけて冷蔵庫に保管する
・生ゴミを捨てる
このように、一つの家事には、細かい作業がたくさんあるので、パパとママはどのように協力していくか、どこまでしてほしいのか、伝え合わなくてはいけないのです。
産後赤ちゃんを迎えて忙しくなり、ママはきっと家事まで手が回りません。そして睡眠不足と慣れない育児に加えて、いちいち何をどうするのか家事の手順ややり方まで伝えるのは大変なので、できれば赤ちゃんが産まれる前から、パパが少しずつ家事に慣れていけると良いですね。
そして、お互いのやってくれていることをねぎらったり、感謝を伝えられると素敵ですね。
パパには、どんな家事があるのか、名もなき家事も多いので確認しておくと、視点が拡がりますよ(^^)/
家事のタスク表
https://publications.asahi.com/aera/pdf/160530/tomobataraki.pdf
赤ちゃんが喜ぶパパの行動は?
食事への援助 :
母乳やミルクの準備・片づけ
清潔の援助 :
お風呂に入れる(沐浴の準備・片づけ)
更衣
寝具や衣類の洗濯
スキンケア
睡眠への援助 :
寝かしつけ
快適な温度の調整
排泄の援助 :
おむつ・おしりふき準備
おむつ交換
活動 :
抱っこ
あやす
歌を歌ってあげる、話しかける
散歩する
食事、清潔、睡眠、排泄、活動の5項目に沿って、赤ちゃんの世話は組み立てられるでしょう。
育児に正解や決まりもありませんから、それぞれの家庭で、得意なことを中心に分担したり協力してやればよいと思います。何よりママとパパが楽しんでやれると、その気持ちが赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんも心地よく過ごせますよ(^_^)v
どんなことを協力しようか

ママと代われない育児は、母乳育児とママ自身の睡眠です。
母乳とママの睡眠、これ以外なら何だってパパが代わってあげれます。
睡眠も立派な育児の中に入ります。
寝ないとママはお世話できませんからね(^_^;)
産後1ヶ月は、子宮が下がりやすいので、ママは重たいものはもたない方が良い時期です。
強いて言うなら、沐浴の排水や食材などの買い出しは、パパが積極的にやってくれると助かるでしょう。
赤ちゃんが産まれると、することは増えますが、やり方には正解はありません。
どんなことを分担していくかは、それぞれの家庭で心地よい方法を探し、目指していくで良いのです。
向き不向きがあるので、パパママそれぞれが、これならできるっていうものを分担していけると良いですね(^^)/
ちなみに、MOMOYOは料理が苦手で掃除が得意なのですが、これを補うようにパパが料理が得意で整理整頓や掃除はやりません(*^_^*)
このように、お互いの得手不得手が合致すればベストですが、パパもママも苦手で手が回らないことに関しては、家事代行サービスなど、お金を出して心地よさを手にすることも考えたいですよね!
パパはママを身近にみてくれている存在です。
ママのからだや気持ちをみてあげれば、おのずと今必要なことは何かわかってきます。
ママがしんどそうだったら、赤ちゃんのお世話をかわって、眠る時間をつくってあげたり、
気分転換が必要そうだと感じたら、一緒に公園に散歩にでかけて自然を感じる時間をつくる、
赤ちゃんが泣き止まなくて困っているときには、一緒に悩んでくれると、ママは本当にうれしいでしょう。
パパの活躍って、パパが思っている以上に、すんごいママのパワーになってるんですよ(^^)/✨
あなたはどんなことを協力できそうですか?
どんなふうにママや赤ちゃんと過ごせますか?
この記事を見たパパとママは、話し合ってみてくださいね(^^)/

育児で最も大事なことは、うまくまわすことより、大らかな気持ち

部屋の片づけ、掃除、洗濯、炊事に加えての赤ちゃんのお世話。
産後すぐから3か月くらいは特に、赤ちゃんのことで手一杯になります。
パパは仕事から帰ってきても、部屋がぐっちゃぐちゃで、食事の用意もなくて、とんでもない状況になっていることもあるかもしれません。
でも、それは、掃除もできないほど、一生懸命、子供に向き合ってくれていたということ。
初めから上手にできる人はめったにいないもの。
できる人ができるときにやれればいいというような、ゆったりと、どっしりとした気持ちで、お互いの頑張りを認め合い、赤ちゃんとの生活を送ってく欲しいなと思います。
そんな姿勢は、子育てをする上でも大事になってくるはず。
だって、子供は親の言うことをきいてくれません。どんな子供でもまるごと愛せるような大らかな心持ちをする練習の第一歩なのです!(^^)!

あなたの子育てのスタートにエールを込めて(^^)/(^^)/