助産院を開設までのストーリー

前途多難?!助産院で産後ケアができない!

こんにちは(^^)/MOMOYOです。

全くもって助産院で産後ケアができるなんて、遠い「夢」だなくらいで、考えもつかなかったMOMOYO。そんな私が、なぜ、助産院で産後ケアをやろう!となったかについてお話しします。

産後ケアが必要な令和時代

今産後ケアがよく耳にしていると思いますが、どんどん進む少子化対策のひとつであり、母子保健法の改正(令和元年)により、令和3年度から「産後ケア事業」の実施が市区町村の努力義務となりました。

今のママたちの背景って、核家族なので夫以外のサポートが得にくいママが多い。その頼りの夫が仕事で忙しい場合にはワンオペで多くの家事と育児を担わなくてはいけない状況。
もし、夫が、育児休暇がとれたとしても、昭和の時代はたくさんいる家族に支えられて、チームで子育てできていましたが、令和の時代は、夫婦二人で個人プレイの状態が多いのです。

職場で困っていたなら、経験豊富な上司に相談できますが、育児は、わからないもの同士のパパママ、二人で困っています。インターネットで情報はたくさん得られますが、子育てに正解はないもの。自分たちにとっては最適か選択するのも情報が多すぎてわからない。といった具合に、不安や困りごとを自分たちだけで背負っていて、「孤育て」に陥りやすい状況なんです。

そんな背景は、産後うつや虐待にもつながりうる。そんなことから、その対策として産後ケア事業が進められています。

産後のママの体を知らないと、無理してしまう

産後ケアは、ママの体の面からみても、とっても頼もしいもの。だって、出産って、交通事故と同じダメージなんです。目には見えないけど、胎盤が剥がれた後は傷になっていて、直径20~30cmの円状の傷が子宮にあるってこと。もし、からだのどこかにそんな大きな傷があったら、普通はしばらく安静にしますよね?

帝王切開は言うまでもなく、経膣分娩だって、赤ちゃんが骨盤を押し広げて産まれたわけなので、骨盤が捻挫した状態です。足の捻挫なら、正しい位置にして安静にするのが治療ですよね。産後も、骨盤を正しい位置にして、安静にしなくちゃ体が回復しないのです。

そんな状況なのに、退院後もワンオペで家で一人で家事に、二人目以降のママだと上の子のお世話までって、無理しすぎだと思いません(>_<)?ただでさえ、赤ちゃんのお世話24時間あります。ここで無理をしないのが基本なので、里帰りするなり、実家の母を呼ぶ、夫に休みをとってもらう、家事代行や産後ケアなどサービスを使うっていうのは、ママ自身を大事にしてあげる大切な行動だと思います。

MOMOYOの産後は、里帰りこそしたものの、産後1ヶ月から、自宅でのワンオペが始まり、寝不足と、母乳で体力も削られ、その状況にただひたすら耐えるという選択肢しか持ち合わせていなかったので、今はこういったサービスどんどん利用してママが楽ちんで楽しい育児ができるようになってほしいなと心から思っています。

ママに行ったアンケートでは、産後家事ができるまでに体力がもどったのは産後2ヶ月と答える方が多いのに、実際は、産後1ヶ月くらいしか安静にできていないようです。だからね、ママ自身が2ヶ月は楽に過ごせる環境を用意してあげるって、育児用品の準備以上に大事だとMOMOYOは思っています!

私が産後ケアを助産院開設してやろうとおもった経緯

まずはそんなで、産後ケアはおすすめなのですが、
私が助産院で産後ケアをやろうと思った経緯。

私の夫は、民泊を運営しようと、熱海に、海の見下ろせる、ボロいけど、きれいにしたらとっても素敵になりそうな物件をみつけたことが始まりです。そこで民泊を始めるため、購入し、リフォームをコツコツとしていました。
その様子は、夫がyou tube でもあげているのでよかったら見てねw
https://youtu.be/jz6gGPj4Gvk?si=-9BRS9kxOiH0TdTl

わたしと子供たちもそこにかり出され、掃除をしたり。そこには巨大なビニールハウスもあって、前の所有者さんは、温室でいろんな熱帯植物や果物を栽培してたらしいのですが、今は荒れ果て、草が多い茂る状態。そこをきれいにして、バーベキューでもできるようにしようと、草刈り、ゴミ捨てなどを、ブヨにさされながらも、少しずつ週末の時間にやっていたんです。(ブヨって初めて刺されたけど、痛みもかゆみも腫れも、蚊の300倍くらいありますねw)

結局は、リフォームしていくと、雨漏れがひどく、民泊するにしても安全性が維持できるのかわからないという結論にいたり、立て直しすることにしたんです。もし民泊をやめるってなったときでも、一般の一軒家の住宅としても売れるような間取りを考え、建物は完成しました!

海も窓から見えて、最高(*^_^*)こんな場所で、わたしも、ママたちとお話しできたり、赤ちゃんとふれあえたらいいのになぁ、、、
そんな、これまでは、想像していなかった願望が沸いてきちゃったんです。

そこで、夫に伝えると、民泊は180日しか運営できないらしく、それ以外の平日だったらやったらいいんじゃない?という話になり、まさかの、デイサービス型の産後ケアもやるという方針になりました!

そうとなれば、熱海市に助成が受けれる産後ケアを始めるにはどうしたらよいか電話すると、「医療施設や助産院に委託している」ということだったので、助産院を開設する流れへ!助産師会の助産院開設マニュアルを取り寄せ、保健所にも電話し、助産院で産後ケアをやる助産師さんに話を聞きに行ったりと、開設の手続きについて情報収集しました。

熱海市の健康づくり課へも足を運び、委託内容を聞きに行きました。熱海市には助産院がひとつもなく、自治体で働く助産師は週に1日だけしかいない、分娩施設は1つで、みんな市外で出産していて、乳腺炎になっても、市外のクリニックへ受診しているとのこと。妊娠から産後のママと家族を支える施設やマンパワーが極めて少ない状況であることもわかり、熱海市で助産院をすることの重要性も感じられました。

が、、、、、!!

民泊と助産院の併設はできない

保健所の回答でした。
併設するには、入り口や導線が、民泊と助産院とで、明白に分かれている必要があるとのこと。もうすでに建てた後なので変更なんてできません。

そっか、、、、、、
やっぱできないのかぁと、落ち込みました。


なぜ落ち込んで、悲しいのかって、掘り下げると、
それほど、私にとっては、ママたちがリラックスしてもらい、不安なことは解消して笑顔が戻って。赤ちゃんの成長を見守り触れあえる。また、明日から頑張ろうって背中を押してあげられる、そんなことがしたいんだな、うれしい働き方なのだなということも認識しました。

そんな経緯を、親友の助産師に伝えると、自治体から助成を受けているけど、助産院ではなく、産後ケア施設という位置づけで、しかも、看護師が管理者で運営している施設があるという事例を教えてもらいました。

そっか、助産院ではなく、わたしのやる方向は、産後ケア施設でいいんだ♡とわかりました。
それにしても、やっぱり誰かに相談したり夢を伝えると、必要な情報がすぐにやってきて、落ち込みもすぐに浮上できて。ご縁にも恵まれていると感謝しかありません。

そんなで、助産院ではないのですが、
私と夫の掛け合わせで、わたしたちにしかできないサービスをつくっていこうと思っています!

そんなで、今日はここまで!
読んでくださりありがとうございました。これからは助産院ではなくって、産後ケア施設で産後ケアを展開していく様子をあげていきますね(*^_^*)

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